当組合は「思いやりの心から生まれた保障」を提供する組織であり、その創業の動機は、保障を必要としながらも経済的な理由で断念せざるを得ない人々に「小さな掛金で大きな保障」を提供することにありました。これは、誰ひとり取り残さない社会づくりをめざすSDGsに通じるものです。
現在では栃木県民のおよそ6人に1人が加入する組織(※)、地域に根差した組織として認知されるようになりました。
しかし逆に言えば、地域社会への影響力が増しているからこそ、「誰ひとり取り残さない社会づくり」へのゴールに向けて、当組合が先導して旗を振り、その輪を広げていく責任があるとも考えています。
こうしたなか、当組合ではSDGsで掲げる17の目標のうち、組織として重点的に取り組むべき5つのメインゴールと将来的な課題として意識的に取り組むべき6つのサブゴールを設定しています。
これらのゴールに向けた積極的な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
➊安心できる保障の提供
事業哲学として掲げる「非営利主義」、「最大奉仕」、「人道主義」を徹底し、いつの時代であっても組合員の皆様が安心できる保障を提供し続けます。
<具体的な取り組み>
➋社会貢献・地域貢献活動
当組合の社会的責任を認識し、地域社会への奉仕と還元に努めることで、未来に繋がる社会の実現に貢献します。
<具体的な取り組み>
➌人権・労働への取り組み
ダイバーシティ経営の取り組みを促進し、多様な人材が健康で、いきいきと活躍できる職場環境を整備します。
<具体的な取り組み>
➍環境・防災への取り組み
事業活動のあらゆる領域で環境負荷低減に取り組むとともに、台風や地震などの大規模災害への備えを行い、住み続けられるまちづくりの実現に貢献します。
<具体的な取り組み>
➎公正な事業慣行
コンプライアンスや個人情報保護・管理を徹底することで、社会から信頼される組織を目指します。
<具体的な取り組み>
各種小冊子による暮らしに役立つ情報提供
事務所周辺の清掃活動
子育てコミュニティ広場への遊具の寄贈
保育園へ午睡用のステンレスベッドを寄贈
避難所等が記された「安心・安全マップ」への協賛
SDGs(持続可能な開発目標)とは
2015年9月、国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催されました。
その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
が加盟193ケ国の全会一致で採択され、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」が掲げられました。
SDGsは17の目標と169のターゲットから成り、2030年までにこれらの目標を達成するために、企業の参画・貢献も期待されています。